手足を使いすぎて疲れてしまい、一時に力が入らないことは普通のことです。
この場合は、休息を取り筋肉が回復することで、また物を掴んだり歩くことができるようになります。
しかし、疲れているわけではないのに、手足に力が入らなくなる場合は異常が起きている可能性があります。
- 食事の時に箸を落としてしまうことが多い
- 立ち上がろうとしてもうまく身体が動かない
- 歩いている時によくつまづいてしまう
こうした症状の原因には、筋肉や神経の障害が関係しています。
特に、急に半身の手足の動きが悪くなったり、ろれつがまわらなくなる症状が出てくる場合は脳血管障害(脳卒中)の可能性があります。
脳卒中以外に考えられる原因としては、『カリウムの過剰摂取』、『ギランバレー症候群』、『重症筋無力症』、『筋萎縮性側索硬化症(ALS)』があげられます。
まずはご相談ください
力が入らない・マヒといった症状は神経内科が専門の領域になります。
治療やリハビリテーションを行うことで進行を抑えたり症状を軽くすることができます。
患者様の状態に合わせて、神経内科専門医が適切に診断・治療を行わせていただきますので、お悩みの場合は当院までご相談ください。